各位様 TRPGサークル合同コンベンション 「第3回TRPGの日」企画書  作成日:平成11年7月10日 開催目的  「RPGマガジン」の「カードゲームマガジン化」に一端が見られるように企業のTRPG分野の事業縮小は近年目を見張るものがあります。  事業縮小によるTRPGシステムのサポート及び販売うち切りがさらにテーブルトークロールプレイングゲーマー(以下ゲーマー)の減少を招き、またさらにゲーマーの減少が企業の事業縮小の原因となってそのらせんは とどまることを知りません。 唯一そのらせんを断ち切ることができるのは私たちのような地域のサークルにあるのです。テーブルトークという遊びは、人と場所が不可欠です。これらをサークルがコンベンションという形でゲーマーをサポートすることが、現状のゲーマー減少へ歯止めとなり、人口の増大へ繋がると考えます。  今までのようなサークル活動である程度の効力はあったと思います。しかし、TRPGの現状をまねいた贖罪は拭えません。  そこで、私たちは同じ過ちを繰り返さないよう反省を元に、今までとは違った活動を創造しようと「TRPGの日」というサークルが合同で開催するコンベンションを企画・運営してきました。  その理念は今までのサークル活動の反省をふまえ、 ・サークル間の交流 ・ノウハウの蓄積 ・ノウハウの伝承・頒布 を柱とする活動を行い、地域のサークルすべてが今後より良い形のコンベンションをゲーマーに提供することによりTRPG離れを防ぎ、新たなゲーマーを増やすことを目的としています。 参加したサークルの皆様がより良い形のコンベンションを開催することを、参加したテーブルトークユーザーの皆様がより楽しめることを望みます。 概要 開催予定日時:平成11年11月 7日(日)9:00〜21:00 イベント形式:1部制フリーセッション 定員:70〜200人 参加費:一般1000円 高校生以下500円 *料金は施設や経費の予算から算出するので後日確認  以前より告知してきたフロアワールドコンベンション(同一世界同時進行シナリオ)は、シナリオ完成の遅延などの理由から、準備が間に合わないと考え延期することになりました。  11月7日前後での開催は、以前の開催日からの間隔から考えても、それ以上の延期は選択しづらく、この限られた期間の中で、より参加者の皆様に楽しんでいただけるコンベンションを提供するために、1部制フリーセッションを選択させていただきました。 組織 ○総責任者 全体的な管理、責任を負うものとする。 イベントプロジェクト管理 ○総務部 イベントの成功に向け、また活動維持のための管理を行う。 ・会場管理  会場の予約を始めとして、ゴミの処理方法などの確認をする。 ・会計管理  TRPGの日運用資金の管理。費用、規模などから計算して、参加費などを提案する。 ・スタッフ管理  各部門のスタッフを管理する。特にマスターの確保はその規模に応じてゆとりを持てるぐらいの人数を揃える。 ・アンケート管理  アンケート内容の考察と提案。アンケートの管理と集計を行う。 ○広報部 チラシやパンフレット作成など、宣伝活動などを行う。 ・チラシ作成 ・パンフレット作成 ・渉外 ・インターネット管理 ・イラストレーター管理 パンフレットの作成は、広報部だけでなく、参加サークル全体の協力をもって速やかに完成させたい。特に今回のパンフレットはオフセット形式で店頭販売するため、締め切りの厳守を心掛けて頂くようお願い申し上げます。 渉外の担当となる方は、随時、サークルの参加を呼びかけ、より多くのサークルと合同で開催できるよう努力する。 ○当日運営部 イベント当日の運営と管理を行う。 ・会場設営 ・場外整理誘導 ・場内整理誘導 ・受付 ・トラブル処理 ・タイムスケジュール管理 今回はマスターの方にも積極的に準備、片づけの参加をお願いします。 当日運営の指示に従って、速やかな設営、撤収にご協力お願いします。 予算 *予算については、各部からの請求の折衝により詳細を決する 予定費用概算 総務部   会場代      38000円(9:00〜22:00)   マイク       4000円   会議代       9000円   郵便代       4000円 広報部   パンフレット代  30000円(オフセット表紙カラー20P)   チラシ代       2000円(カラーコピー代含む)   郵便代       1000円 当日運営部   名札カード代    1000円   依頼用紙など    1000円   アンケート代    1000円   ゴミ袋、その他   1000円 ___________________   合計       92000円 資金調達方法 上記に算出した費用を賄うために、資本金を用意する。 ・目標とする資金額は10万円。 ・事後処理の煩雑さを考え1口1万円で募集する。 ・出資者は匿名とする。 ・開催後、早急に決算報告書を作成し、出資者に返金する。 ・決算後、余分に増えた資金は50%を出資割合に応じて配当する ・赤字になった場合は総責任者がその不足金を負担する 費用回収方法 参加費   一般             1000円   高校生以下           500円   見学のみ            500円 *マスターから参加費の回収の有無は費用から算出。 広告費   パンフレット掲載(半ページ)  500円           (1ページ) 1000円   当日チラシ設置(1種類につき) 500円 当日までのスケジュール  7月25日 会議。全体的なスケジュールの決定  8月10日 雑誌への宣伝投稿締め切り    20日 パンフレット掲載分サークル紹介登録締め切り        シナリオ紹介締め切り  9月 1日 サークル紹介締め切り。各原稿締め切り    10日 パンフレット原稿締切    中旬 (予定)会議。各マスターのシナリオ調整。第3回および第4回について 10月 1日 ポスター、チラシ、通信販売、パンフレットの販売店設置(詳細は後日)    中旬  マスター及びサークル、イベント紹介リハーサル 11月 7日 イベント開催 広報活動について 広報は段階に分けて告知していく。 第1段階   11月7日に行うと言うことのみを各イベントで宣伝させていただく。併せて参加サークルの募集も告知する。 第2段階  詳しい日時とイベント形式を各イベントで宣伝させていただく。チラシも用意する。 第3段階  渉外は、より詳しいイベントの紹介が出来るようにする。予約の開始を明記したチラシを用意する。 第4段階  パンフレットの店頭設置。パンフレットの店頭設置と当日用意と参加定員の割合は後日決定。 当日スケジュール  8:50 当日運営スタッフ集合。スタッフの確認作業  9:00 準備開始。マスターの集合。確認作業       〜出席のチェックの済んだマスターで前持った役割のない方は、当日スタッフの指示の元、準備を手伝うようお願いします       〜駅前にて誘導スタッフ待機。会場外誘導も参加者が他の会館利用者の迷惑にならないように努める   :30 受付開始       〜予約者はパンフレットを提示することで確認するが、万が一、パンフレットを忘れてきた場合、確認する手段がないので再購入となる 10:00 開会式(マスター紹介)   :30 受付終了(その後遅れてくる参加者の為に、受付は当日運営の待機場として機能する)       〜遅れてやってくる参加者数が、当日のマスター許容人数を上回らないように注意する 13:00 〜運営部はゴミ袋の交換を行う 18:00 セッション終了   :30 閉会式   :50 片づけ 20:10 解散 マスターに求められる注意事項 ・不潔な服装で来場しないこと ・マスターミーティングには遅れないようにすること ・システムは一通り把握しておくこと ・シナリオも一通り把握しておくこと ・チャート類はコピーして複数用意しておくこと。 ・通路などで知人を直接呼び込んで、勝手にセッションを開始しないこと ・何らかのトラブルがあった場合は、自己解決せずに当日運営のスタッフに連絡すること ・開会式に行うマスター紹介は20秒〜40秒(正式な時間はテーブル数決定後) ・聞いている人を飽きさせない、しっかりとした自己PRを心掛けること スタッフに求められる注意事項 ・不潔な服装で来場しないこと ・遅刻をしないこと ・参加者にスタッフだと判るようにすること(腕章を隠したりしない) ・参加者へは常に気持ちよく接すること ・言葉遣い、口調に注意する ・解らないことがあれば、自己解決せず、各担当の責任者に尋ねること ・待機時間中に参加者の見えるところ、ないし聞こえるところでセッションに関係のない騒ぎを起こさないこと 「TRPGの日」スタッフ会議について ・スタッフとは、スタッフとして参加を表明し総責任者によりスタッフとして認められた人をいう。 ・スタッフ会議はスタッフにより構成され、基本的事項の方針を決定する場である。詳細は運営委員会に委任するものとする。 ・詳細事項が決定後、その中間報告、事案確認、各サークル間の交流のために最低必要限のみ開催する。 ・会議における議長は総責任者が行う。 ・総責任者が議長を行えない場合、もしくは総責任者が決定していない場合は前責任者がその任に就く。 ・決議の方法は問わないが、必ず、多数決で行う。 ・総責任者には議決権がない ・決議が総責任者を除き、満場一致で無いとき、総責任者はその決定の対案を出した場合に限り、もう一度再考するよう決定を覆すことができる再考権がある。 ・再考権による再多数決は、次回の会議に延期することができる。 ・次回の会議ができない場合は、その場で再考しなくてはならない。 「TRPGの日」運営委員会について ・「TRPGの日」運営委員会は総責任者、部長、関係者が集まるものとする。 ・スタッフ会議での方針を元に詳細を決定し、実行する機関とする。 ・運営委員の途中での辞任は認められない。 ・決定事項は、随時各関係者に報告しなければならない。 ・招集通知については、何らかの方法によって関係者に通知すること。 ・「TRPGの日」運営委員会規則は上記項目を準用する。 ・もし不祥事等があった場合は、この場で話し合い、改善案をもってして最後まで役割を果たすことで償うこと。 ・次回のイベントの企画は会場の予約の都合を考え、1年以上前から準備する。 ・その際の準備委員会は暫定のものとする。 お願い ○参加の是非(締め切り8月20日まで) サークル参加の場合は、サークル内でよく話し合った上、総責任者の山本までお願いします。連絡先は後述。それまで質問を随時受け付けています。郵便、電子メールにてお願いします。個人での参加ももちろん歓迎しています。 参加形式 それぞれのサークルの都合に合わせ、色々な形での「参加」を用意しています。 ・スタッフ会議に参加してイベント準備や当日運営に携わる。 ・マスターをしていただく、もしくは仲介していただく。 ・サークル参加の場合、宣伝活動をサークル内や知り合いサークル内でしていただく(その際のびらコピー代などはサークル負担)。この宣伝は「TRPGの日」の宣伝だけでなく、各サークルの例会、コンベンションなどの宣伝も含まれます。個人ももちろん可能。 ・会誌、会報などに宣伝を掲載していただく。 ・パンフレットに原稿をかいていただく。 このなかから1つでも複数でも選んでいただければ結構です。 〜連絡先〜 591−8023 堺市中百舌鳥町6丁998−3−5−927山本訓生 TEL&FAX0722−53−1325 携帯電話090−3656−0746 e-mail : ruafa@big.or.jp