シナリオ「嵐のタンカー護衛!」

遠距離任務となるタンカー護衛任務を依頼され、出港時から随伴することに。
しかしその航海の途上には文字通りの暗雲が立ちこめていた……。

海域マップは使用しないシナリオ。

プレイメモ

(執筆中)



シナリオパート

艦娘4隻程度の味方艦隊を想定したシナリオ。
護衛対象を守れるかどうか、についての 特殊な補則 を追加しているので注意。

導入フェイズ

シナリオ任務について

任務1の追加:
「タンカー護衛」(EXP:50)

味方輸送艦の輸送任務に護衛として同行すると50点、ただし補則あり

補則1:(任務1すなわちシナリオ全体に適用)

導入における説明

通常通りの導入フェイズを行い、任務1(シナリオ任務)の説明を受ける。

シナリオのリミット: 2


鎮守府フェイズ

1サイクル目

鎮守府にて準備作業をおこなう。
シーンは通常通り実行。
シーン内の達成状況による状況の変化は特に無い。

なおプレイヤー全員が港への移動に同意するなら、シナリオイベント1-1は、いずれのシーンの後に挿入しても良い。
その場合、当サイクル中のそれ以降のシーンは港でのシーンとなる。

また同様に、プレイヤー全員が出港に同意するなら、シナリオイベント1-2は、シナリオイベント1-1をおこなった直後かその後の、いずれのシーンの後に挿入しても良い。
その場合、当サイクル中のそれ以降のシーンは航海中の往路でのシーンとなる。

シナリオイベント1-1

最寄りの港から少々遠方の多島海方面へと護衛するべく、鎮守府から港へ移動して、出港する船団に合流する。
船団の面々との顔合わせやブリーフィングなどをおこなう。

輸送艦(タンカー)は6隻。PCを含めた総称として、タ○**号船団と呼称する。

輸送艦が通常船舶であるか艦娘であるかは、世界観に照らしてGMが設定して良い。
(Gombeの場合は通常船舶とした。平和な頃の海を知る「平泉」氏が船団長・兼・あさぎ丸船長)

シナリオ補則:船団のNPCの扱いについて

補則2:(シナリオ全体に適用)
船団のNPCについては、以下の点に注意して運用すること。

GMは、当シナリオの説明では「轟沈」という表現に重点を置いてほしい。
また上記のことから、感情値を取得する対象は、個別の艦ではなく、不自然でない限り船団全体に対して取得させることを推奨する。

シナリオイベント1-2

船団は遠路、多島海方面へと出港する。

特に自由行動がなければそのまま次のシーン、または1サイクル目終了時点であれば次のイベントに進むこと。


シナリオイベント1-3

1サイクル目終了時に発生。

油田の泊地にて燃料を確保し、帰途につく。
しかし航路なかばで、急速に天候が悪化する。
そこを深海棲艦に襲撃され、嵐の中、波浪と風雨に翻弄されながら艦隊戦をおこなう。

当イベント終了時に轟沈していた味方輸送艦がいれば、それらは喪失艦となる。
回収が可能な場合、当イベント終了前にプレイヤーが希望すれば、回収を判定させて良い。回収が成功すれば喪失艦には数えず、またこれ以後はエキストラ的な扱いとする(補則2を参照)。

喪失艦となった輸送艦は、これ以後のシナリオには登場しない。

シナリオイベント1-4

その後も続いた悪天候の中、喪失艦とは別に、1D3+2隻(※)の味方輸送艦が、嵐ではぐれてしまった。
(※ … 最大でPC人数=シーン数まで、また、最大でも喪失していない残存輸送艦の数までとする)

通信は途絶えていないためまだ心配は要らないが、位置が容易に特定できない。
すぐ迎えに行かなければ襲撃を受ける危険が増すことになる。

2サイクル目へ進み、その内容を説明する。

艦隊戦で勝利した、またはまだ味方輸送艦に喪失艦が出ていない場合、全員の行動力をそれぞれ+1D6する。
1隻でも多くの味方を連れて帰る、自分たちにはその力が与えられている。互いに通信を取り合いながら、決意と自信がPCたちを改めて奮い立たせる。


2サイクル目

2サイクル目では、多島海を航行して迷子の輸送艦を捜索しつつ、母港への帰投をめざす。
(任務1「タンカー護衛」が継続中)

シーンは通常通り実行。(各補助行動や入渠などについても、特に登場しない泊地に適宜寄港していると見なし、滞りなくおこなえる)

シーンイベントを1つ達成するごとに迷子の輸送艦を発見・合流することができたと見なす。
2サイクル目終了時点で合流できなかった輸送艦があれば、その数を喪失艦として数える。

喪失艦となった輸送艦は、これ以後のシナリオには登場しない。

シナリオイベント2

2サイクル目終了後に発生。

多島海を抜ける海峡で敵機動部隊に待ち伏せを受ける。

守るべき船団を背負った今、ここで負けるわけにはいかない。艦隊戦に突入する。


決戦フェイズ

追加任務

任務2の追加:
「船団の本土生還」(EXP:50or10)

敵機動部隊に勝利し、かつ1隻以上の味方輸送艦を本土へ生還させたら成功とする。

艦隊戦

決戦フェイズ終了時に轟沈していた味方輸送艦がいれば、それらは喪失艦となる。
回収が可能な場合、決戦フェイズ終了前にプレイヤーが希望すれば、回収を判定させて良い。回収が成功すれば喪失艦には数えず、またこれ以後はエキストラ的な扱いとする(補則2を参照)。

喪失艦となった輸送艦は、これ以後のシナリオには登場しない。


終了フェイズ

船団が港に帰ってくる。

隠し任務「波濤を越えて」を判定:
船団全艦が揃って帰還できた場合(=輸送艦の喪失艦がゼロ、かつPC全員が帰還した場合。「回収」された艦は帰還できたと見なす)には、経験点を20点追加する。

(以下割愛)